俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

山茶花

2024-11-14 | 俳句・冬・植物

 

 

山茶花に丘陵の日の溢れをり

 

 

 

 

 

 

ツバキ科の常緑小高木。

日本特産種。

四国、九州、沖縄の暖地の山野に自生するが、庭木や生垣に植えられもする。

 

 

 

 

 

 

十~十二月頃、枝先に白色の椿に似た五弁花をつける。

園芸種には鮮紅・桃・白色や八重咲きもある。

 

 

 

 

 

 

椿のように花ごとそのまま落ちるのではなく、花弁が散る。

花弁が地面に散り敷いたさまや、寒風にはらはらと散るさまは、寂しくも風情がある。

 

 

 

 

 

 

大きな山茶花の木に花が咲いていた。

丘陵の日がその山茶花に溢れていた。

 

 

 

 

 

山茶花や夕暮れの気の漂ひて

 

 

 


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