広がりて畑の一角花薺
アブラナ科の二年草。
春の七草の一つ。
七草粥に入れて食べる風習がある。
道端、田畑、空地などどこででも見られる。
直立した茎が伸び、その先に白い十字形の四弁花を多数つける。
倒三角形の実を結ぶが、これが三味線のばちに似ているところから三味線草、ぺんぺん草とも呼ばれる。
薺の花が広がっていた。
それは畑の一角にあった。
気散じにぺんぺん草を鳴らさむか