
山茱萸に近づけば躁兆しけり
ミズキ科の落葉小高木。
中国、朝鮮半島原産。
早春、葉の出る前の枝先に、黄色の小さな四弁花を球状に集まってつける。
和名を春黄金花という。
古くから薬用として用いられたが、現在ではその美しさから観賞用に栽培される。
久しぶりに東京都薬用植物園を訪れた。
何本かの山茱萸が見事に咲いていた。
近づいて黄色い花を見上げていると、何となく気分が高揚してきた。
晴天の山茱萸の花独り占め