俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

空蟬

2023-08-02 | 俳句・夏・動物

 

 

空蟬の武蔵の太刀を浴びしかと

 

 

 

 

 

 

蟬の脱け殻のことをいう。

 

 

 

 

 

 

地下に数年間棲息していた蟬の幼虫は、生長して蛹となり、夏、地上に這い出してきて、樹の幹や枝にしっかりと止まって脱皮する。

 

 

 

 

 

 

この成虫が抜けたあとの殻を、空蟬、蟬の殻などという。

 

 

 

 

 

 

種類によって、色も形も異なる。

殻には眼や肢などがそのまま残っている。

 

 

 

 

 

 

空蟬を見ると、背中がスパッと割れていた。

あたかも宮本武蔵の太刀を浴びたのかと思った。

 

 

 

 

 

空蟬や吾も脱殻となることも

 

 

 


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