俳句の風景

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敗荷(やれはす)

2021-11-01 | 俳句・秋・植物




敗荷や風のなければ無音にて




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晩秋、蓮の葉は色を失い傷つきだす。







これを「敗荷」という。







秋が深まると葉は枯れ、茎も折れて無残な

姿となる。







夏の葉の茂りから思うと、蓮の葉の破れ

傾いたさまは、いかにもうらぶれた感じ

がする。







蓮池の蓮がほとんど敗荷となっていた。

風が吹いていないので、全く無音の世界

であった。






山の端の雲茜色破蓮




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