俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

蒲公英の絮

2013-05-01 | 俳句・春・植物




蒲公英の絮全きを吹いてみぬ


蒲公英は開花後実を結ぶ。

そこに白い冠毛が生じ、風に乗って四散する。

これを「蒲公英の絮」と呼ぶ。







草地に蒲公英の絮があちらこちらに見られた。

白い冠毛はきれいな球体をなしていた。







見ると、どうしても吹いてみたくなった。

そして、ふっと息を吹きかけた。







すると、冠毛の一部が欠けて、あっという間に飛んで行った。






蒲公英の絮吹きこころ軽かりし



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