俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

秋の暮

2024-11-05 | 俳句・秋・時候

 

 

次々と家灯りけり秋の暮

 

 

 

 

 

 

秋の夕べ、夕暮れ時のことをいう。

 

 

 

 

 

 

清少納言の『枕草子』には、「秋は夕暮」とある。

秋で最も風情があるのは夕暮れであるという。

 

 

 

 

 

 

『新古今和歌集』の三夕の歌はことに有名で、寂しげにして「もののあはれ」の極みといわれている。

「暮の秋」は秋季の終わりを意味する。

 

 

 

 

 

 

「秋の日は釣瓶落し」といわれるように、あっという間に暮れていく。

そのため、家々は次々と灯されていった。

 

 

 

 

 

道歩く人もをらずや秋の暮

 

 

 


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