帚木の挙れば声のある如し
アカザ科の一年草。
ユーラシア大陸原産。
中国を経て日本に渡来した。
細い枝に小さな葉が出て丸く円錐状に茂り、一メートルほどになる。
緑色をしているが、時間を経て赤色に変わる。
茎、枝は干して箒を作る。
実は「とんぶり」と称し、酢の物や佃煮にする。
帚木が整然と植えられていた。
沢山集まっていると、声を上げているようであった。
ジョギングの人の疎らや箒草