俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

百合

2021-06-25 | 俳句・夏・植物




曲線に沿うて歩けり百合の道




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ユリ科の多年生球根草の総称。







観賞用に栽培され、多くの園芸品種がつくられている。







六月頃、芳香のある漏斗状の花を総状につけ、あるいは

単生する。







主な日本の自生種として、山百合、笹百合、鉄鋼百合、

鬼百合、車百合などがある。







曲がりくねった散策用の道があった。

その道沿いに百合が咲いていた。

百合を見ながら散策をした。






向き同じ鉄砲百合に夕日かな




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2021-06-24 | 俳句・夏・天文




予期したる通りに虹の立ちにけり




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雨上りに日光が雨滴にあたって屈折反射し、太陽と

反対側に七色の光の弧が現れる現象をいう。







夏に多く見られる。







内側から紫、藍、青、緑、黄、橙、赤と並ぶ。

ときに外側に淡い二次虹が見え、「二重虹」と呼ばれる。

この場合は色の順序が逆となる。







俗に、朝虹は雨に、夕虹は晴れになるといわれる。







雨が降って上がった後、夕方晴れてきた。

きっと虹が出るのではと思い歩いて行くと、公園に

着いたとき、案の定虹が立っていた。






競技場の方にて虹を撮れといふ




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紫陽花

2021-06-23 | 俳句・夏・植物




川沿ひの雨の紫陽花とはなりぬ




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ユキノシタ科の落葉低木。







額紫陽花を原型とする日本原産種。







「四葩」の名は、花びらのように見える四枚の蕚の

中心に細かい粒のような花をつけることからきている。







始めは白で、次第に緑、青、紫、桃色など微妙に色を

変えることから「七変化」ともいう。







川沿いに赤い紫陽花が咲いていた。

雨に濡れてしっとりとした美しい紫陽花となっていた。






白紫陽花命の透くる思ひかな




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額の花

2021-06-22 | 俳句・夏・植物




夕日中歩きてをれば額の花




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ユキノシタ科の落葉低木。







暖地の海岸沿いに自生し、公園や寺院、庭園などに

植栽される。







六月頃、枝先の散房花序に数多くの小花をつけ、

その周りを蕚である装飾花が取り囲む。







花色は青紫、紫、淡紅、白などさまざま。







夕日の差す道を歩いていると、額紫陽花が夕日に

映えて咲いていた。






一服のミルクティーなり額の花




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夏至

2021-06-21 | 俳句・夏・時候




白雲の浮かべる夏至を歩きけり




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二十四節気の一つで、太陽の黄経が九十度に達した

とき。







陽暦六月二十一日頃にあたる。







北半球では一年中で昼間が最も長い。







これは、天の赤道が約二十三・五度傾いているからで

ある。







梅雨晴れとなった夏至の今日は、白雲が浮かんでいた。

その下を歩いた。






ボール蹴る子らをり夏至の放課後に




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