俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

桜紅葉

2021-10-16 | 俳句・秋・植物




桜紅葉けふの一日を諾ひて




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秋、桜の葉が紅葉すること。

また、その葉をいう。







桜の黄葉は他の葉に比べて早く、九月の末には

すでに黄色くなる。







風が吹くと、早く落ちてしまう。







桜の葉が紅葉して早々に散ってしまうのは、春の

華やかさと比べてまことに侘しい。







桜紅葉に夕日が当たっていた。

今日の一日が大切に過されたことに納得した。






電話声久なる桜紅葉かな




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水澄む

2021-10-15 | 俳句・秋・地理




澄む水の雑魚を橋より覗きけり




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川や湖などの水がことさら清らかに感じられる状態を

いう。







秋はものみな澄み渡る季節であり、水もまた美しく

澄む。







「秋の水」には冷ややかで清澄な水というイメージが

あるが、「水澄む」にはその秋の水に近づき、透明度

を確かめるような感じがある。







川や湖、沼などの水底まで見通せるくらいに澄んで

くる。







川の水が澄んでいた。

橋の上から見下ろすと、水底を泳ぐ雑魚が何匹も

見られた。






水澄むや時に「モルダウ」耳にして




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烏瓜

2021-10-14 | 俳句・秋・植物




手の届くところにあらず烏瓜




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ウリ科の慢性多年草。







秋になると林中の木々や藪に絡んだ蔓に長卵形の

実を結ぶ。







秋が深まると緑色から赤く熟し、蔓が枯れてもいつまでも

ぶら下がっている。







種子の形が結び文に似ているところから玉章(たまずさ)

の名がある。







用水沿いなどを歩いていると木などに烏瓜が下がって

いた。

だが、取ろうと思っても皆手の届かないところにあった。






葉隠れに朱の覗きをり烏瓜




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秋の雨

2021-10-13 | 俳句・秋・天文




イヤホンにショパン流れぬ秋の雨




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蕭条と秋に降る冷たい雨をいう。







細かく、時には梅雨のように降る雨である。







「秋霖」「秋黴雨(あきついり)」は秋の長雨のこと。







秋の雨は、古くから物寂しいものとして詠まれてきた。







歩きながらイヤホンで音楽を聴いているとショパンの

ピアノ曲が流れてきた。

秋の雨が降り続いていた。






秋雨や車のライトつき初めて




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酔芙蓉

2021-10-12 | 俳句・秋・植物




夕暮れの楽鳴つてをり酔芙蓉




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アオイ科の落葉低木。







酔芙蓉は園芸品種で、花の色が朝は白いが、午後に

なると次第に紅を帯びる。







夕方には濃い赤色になり萎む一日花。

白から赤くなっていく様が酒に酔った人に似ていること

からこの名がある。







芙蓉は花弁が五枚の一重咲きだが、酔芙蓉はほとんど

が八重咲きで、稀に一重咲きがある。







夕方に遊んでいる子供を帰るように促す音楽が鳴って

いた。

そのとき、酔芙蓉が赤くなってきていた。






酔芙蓉犬の散歩に二人つき




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