俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

石蕗の花

2021-11-10 | 俳句・冬・植物




屋上の庭園にきて石蕗の花




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キク科の常緑多年草。







海岸や海辺の山に自生し、庭園などに植栽もされる。







葉も茎も蕗に似ているが、蕗よりも緑が濃く光沢が

ある。







十~十一月、長い花茎に菊に似た黄色い頭状花を

つける。







あるビルの屋上が庭園になっていて、誰でも憩う

ことができる。

そこに、沢山の石蕗の花が咲いていた。






前撮りの二組三組石蕗の花




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茶の花

2021-11-09 | 俳句・冬・植物




茶の花やいつもの道をけふも来て




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ツバキ科の常緑低木。







中国南西部原産。

温暖多湿の気候を好む。







初冬の頃、葉腋に小さめの白色五弁花を一~三個

下向きにつける。







濃い黄色の蕊が特徴的でよい香りがする。







散策でいつもの道を今日も歩いてくると、茶の花が

咲いていた。






茶の花の前ベトナム語らしき行く




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冬三日月

2021-11-08 | 俳句・冬・天文




冬三日月太白星とランデブー




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澄み切った大気の中で、冬の三日月は研ぎ澄まされた

ように輝く。







だが、冬に入ったばかりの三日月にはまだ冷たさは感じ

られない。







ただ、冬に入った美しさはある。







夕空に冬三日月が輝き出した。

その脇に金星がぴったりとついていた。






散歩して冬三日月に出合ひけり




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立冬

2021-11-07 | 俳句・冬・時候




飛ぶやうな白雲の出て冬に入る




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二十四節気の一つ。







陽暦一月七日頃に当たる。







暦の上ではこの日から冬に入る。







この頃になると一段と日差しも弱まり、日の暮も早く

なって、北風も吹き始めてくる。








全天に飛ぶような白雲が出ていた。

今日から冬に入る。







立冬や夕日燦たる川堤




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行く秋

2021-11-06 | 俳句・秋・時候




行く秋の夕日見てゐるばかりなり




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暮の秋と同様、秋の終わりをいうが、行く秋には去り

行く秋を見送る思いがこもる。







秋が過ぎて行くことへの感慨は、わびしさという色合い

が濃い。







この頃になると、行楽などで外出することも少なくなり、

家に籠るようになる。

このことからも秋の終わりへの寂しさが実感できる。







また、冬を迎える準備に忙しくなるのもこの頃である。







散策をしていて行く秋の夕日を見かけると、ずうっと

見ているばかりである。






行く秋や太白すでに輝きて




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