毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

キャンパス内にペンギン  2010/12/04  No.22

2010-12-04 08:51:56 | 中国事情
所変われば品変わると言うが、初めてこれを見たときは(ペンギンが真っ黒かい?ええ?!)と驚いた。お断りするが私はペンギンが好きだ。かなり好きだ。ひたすら彼方を見つつ直立する、その哲学的たたずまいは心に響くと言う人も多いのではなかろうか。でも何かなあ~。黒じゃな~。そして、その表面がアシカかオットセイみたくつるつるに光っているのも違和感を感じる一因だ。

 このペンギン像は全部で4体。私は毎朝、まずこのペンギン達を横目に見つつ傍らの「外国語学院中心」という建物に行く。1ヶ月目は、毎日これらを見るたびにムラムラと笑気が湧き上がり、頬をヒクヒクさせて通り過ぎたものだ。
 構図というかペンギンの配置も何か妙な感じ。3羽(匹?)は池の外で和気あいあいと談合している様子だ。(プロフィールの写真を見てね。)一羽だけ池の中からその三羽を見つめている。私がビルに入るためには、その一羽が背中を向け、三匹を仰ぎ見る角度がまず目に入る。そのアシカのようにつるつる黒光りした一羽のペンギンの表情はどんなだろう、と想像をかき立てるのだ。いじめっ子3人組が1人を池にはめて、やーいやーいと囃しているんじゃ…などとつい思う。最近まで小学校教師だったので、いじめ関係はトラウマになっているのだ。しかし、池の中の一羽が1番太ってツヤがある。「みんな、おいで~。池の中は気持ちいいよ~。」と呼んでいるのかも知れない。
 一方、この池で掃除担当の女性職員が、毎朝モップを洗っている…。これもスゴイ。
コメント (2)
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