毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「中国の農村訪問④~散歩~」   2012年2月6日(月) No.274

2012-02-06 14:50:53 | 中国事情
 思婷さんと一緒に村をグルッと一回り散歩した。静かな静かな村だが、ときおり村の人や動物にも出会い、生活の様子も垣間見られた。



キャベツや白菜、ニンジンなどの野菜畑で草抜きをしているお婆さん。この方も「婷婷の老師かい。」とニコニコしてくれた。もう80歳近いという。村の女性達は皆うで抜きをして働いていた。それに影響された私は、娘のお土産にうで抜きを買って帰った。しかし「これは使わんわ。」とキッパリ言われた…。




稲刈りした後の田んぼで草を食べる水牛。あちこちで水牛、黄牛を見かけた。農耕用だそうだ。思婷さんは子どもの頃水牛の世話係で、家族の誰よりも水牛に信頼されていたと自慢する。



田んぼの稲藁。何とこれに火をつけて遊ぶ悪ガキがいた…(後で書く)。



村の低湿地にある古井戸。以前はここから水を家まで運んでいたそうだ。今は何軒かの家の前に水汲みポンプが設置されており、この井戸は使われていない。覘くと直径1mちょっとだがかなり深い井戸の中に何百匹もの小魚が泳いでいた。同時に何十匹もが白い腹を見せて浮いていた。思婷さんは「ここから一度も出られずに死んで…。ここの魚はみんなかわいそう。」とつぶやいた。



村の旧洗濯場。夏には子どもたちはこの川(池?)の中で遊び、親たちは木の下で洗濯しながら子どもの遊びを見ていたそうだ。思婷さんももちろん遊んでいた。私が行った時は近所の水汲みポンプの傍が洗濯場だった。夏になるとここまで洗濯しに降りて来るのだろうか?ここも井戸も思婷さんの家から数百mはある。
コメント
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