「南京大虐殺(1937年)がなかった」と
名古屋市長の河村さんが
よりも依って南京からの友好使節団を前にして発言した。
そんな爆弾発言をするのだからよっぽどの証拠があってのことかと思える。
普通の人は、証拠もないのにそんなこと言わんもんね。
河村市長が信ずる根拠は、何だろうと調べてみた。
それは次のようなことだった・・・。
彼のお父さんが1945年終戦直後に南京に入り、
当時の南京市民に手厚く世話になって、何とか日本に帰って来られた。
8年前に日本軍による大虐殺があったら、
そんなもてなしを受けるはずがない、というのだ。
そのあまりにも主観的で理由にならない理由にあきれた。
なんでも大声で言ったら今の日本では通用するようだ。
大声で高飛車に言いまくったら人気も出るのだろう。
そもそも河村さんが「南京大虐殺はなかった」と主張する
理論的?根拠として上げたのが東中野修道と言う人の本だ。
東中野修道(亜細亜大教授らしい)は
「南京大虐殺はねつ造だった。写真も信用できない。
被害者と主張している女性は写真とは別人」
などと主張して最高裁で敗訴し(2009年)、その女性に400万円支払えと裁判官に決定を下され、さらに
「原資料の解釈はおよそ妥当なものとは言い難く,
学問研究の成果というに値しないと言って過言ではない。」
とまで断罪された人物だ。
今日もネットで右翼(ネトウヨって言うの?)が、
「南京大虐殺があったとほざくやつがまだおる」
などと汚い言葉を使っていたが、本当に客観的証拠をもとに
「南京大虐殺はなかった」と言っているのか見せてみろと言いたい。
そりゃ、日本人がそういう酷いことをしなかったなら、どんなにか良かっただろう。
日中関係だって、こんなに拗れ続けてはいないはずだ。
高校生の時、日本史の授業で先生が準備した南京大虐殺の写真集を見て、
正視できず、信じられず、頭の中が白くなった自分を思いだす。
中国に戦争に行った自分の父が何をしていたのか、聞くに聞けずただ情けなかった。
(みんなおじいさん達は優しい顔して孫をだっこしたりしているけど、
戦争で何やってきたんだ!外国人は殺しても自分の孫は可愛いのか!)
と一時疑心暗鬼になった。
その後、大岡昇平の文を読んだり、映画「ゆきゆきて神軍」とか見たりする度にモヤモヤした。
そうはいっても、普通の社会で暮らしているだけでも、
流れに逆らうことの難しさを感じる日本社会だ。
軍隊で命令に逆らうなんてできないわな、とも思った。
そして数年前大阪の十三の映画館でドキュメンタリー映画「蟻の兵隊」を見た。
兵隊たちも、戦争が終わって兵隊じゃなくなってからも、
ずっと中国でしたことで苦しんで生きてきたんだと思い、
何かようやくホッとする気がした。
南京大虐殺の証拠は世界中にあると書いてある記事がある。
当時南京に滞在していた欧米系ジャーナリスト5人が、
日本軍の虐殺が本格的にスタートした1937年12月15日前後について書いている記事だ。
これは明日にしよう。
名古屋市長の河村さんが
よりも依って南京からの友好使節団を前にして発言した。
そんな爆弾発言をするのだからよっぽどの証拠があってのことかと思える。
普通の人は、証拠もないのにそんなこと言わんもんね。
河村市長が信ずる根拠は、何だろうと調べてみた。
それは次のようなことだった・・・。
彼のお父さんが1945年終戦直後に南京に入り、
当時の南京市民に手厚く世話になって、何とか日本に帰って来られた。
8年前に日本軍による大虐殺があったら、
そんなもてなしを受けるはずがない、というのだ。
そのあまりにも主観的で理由にならない理由にあきれた。
なんでも大声で言ったら今の日本では通用するようだ。
大声で高飛車に言いまくったら人気も出るのだろう。
そもそも河村さんが「南京大虐殺はなかった」と主張する
理論的?根拠として上げたのが東中野修道と言う人の本だ。
東中野修道(亜細亜大教授らしい)は
「南京大虐殺はねつ造だった。写真も信用できない。
被害者と主張している女性は写真とは別人」
などと主張して最高裁で敗訴し(2009年)、その女性に400万円支払えと裁判官に決定を下され、さらに
「原資料の解釈はおよそ妥当なものとは言い難く,
学問研究の成果というに値しないと言って過言ではない。」
とまで断罪された人物だ。
今日もネットで右翼(ネトウヨって言うの?)が、
「南京大虐殺があったとほざくやつがまだおる」
などと汚い言葉を使っていたが、本当に客観的証拠をもとに
「南京大虐殺はなかった」と言っているのか見せてみろと言いたい。
そりゃ、日本人がそういう酷いことをしなかったなら、どんなにか良かっただろう。
日中関係だって、こんなに拗れ続けてはいないはずだ。
高校生の時、日本史の授業で先生が準備した南京大虐殺の写真集を見て、
正視できず、信じられず、頭の中が白くなった自分を思いだす。
中国に戦争に行った自分の父が何をしていたのか、聞くに聞けずただ情けなかった。
(みんなおじいさん達は優しい顔して孫をだっこしたりしているけど、
戦争で何やってきたんだ!外国人は殺しても自分の孫は可愛いのか!)
と一時疑心暗鬼になった。
その後、大岡昇平の文を読んだり、映画「ゆきゆきて神軍」とか見たりする度にモヤモヤした。
そうはいっても、普通の社会で暮らしているだけでも、
流れに逆らうことの難しさを感じる日本社会だ。
軍隊で命令に逆らうなんてできないわな、とも思った。
そして数年前大阪の十三の映画館でドキュメンタリー映画「蟻の兵隊」を見た。
兵隊たちも、戦争が終わって兵隊じゃなくなってからも、
ずっと中国でしたことで苦しんで生きてきたんだと思い、
何かようやくホッとする気がした。
南京大虐殺の証拠は世界中にあると書いてある記事がある。
当時南京に滞在していた欧米系ジャーナリスト5人が、
日本軍の虐殺が本格的にスタートした1937年12月15日前後について書いている記事だ。
これは明日にしよう。