色づいてきたナンテン。
日本語学科のある第七教学楼からキャンパス内を西に向かって2,3分歩くと
右手にこのような美しいナンテンの木々が数十メートルにわたり群生しています。
この中にはトトロのトンネルみたいなものもあるのです。
ナンテン林が終わる場所にぐんと背の高い樹木が現れます。
木に詳しい卒業生の滕坤さんにメールで聞いたところ、
「先生、それはモクゲンジですよ。」
と教えてくれました。で、その後に、
「実は、私、一週間前、国慶節の時結婚しました。」
と書かれてあったので、ズルッとなりました。
まさかの展開でした(笑)。
臨沂市管内のある私立高校の日本語の教師をしている彼女は、
以前、40人のクラスで勉強する気があるのは一人だけだと嘆いていましたが、
今回のメールにも、
「いたずら坊主に泣かされた」
と、可哀想な内容が書いてありました。
山東省でもめったにないほどの低学力高校だということです。
親がお金を払えば即入学許可するとか。
そんなとこ、辞めたらいいのに・・・・・・。
去年の今頃は、ここで彼女と一緒にモクゲンジの実を拾い集めていたのです。
モクゲンジの並木道を行く学生たち。
この大学の学生たちは、そんなに勉強をしませんが、
その分、なんかのんびりして暮らしています。
でも、たまに失恋して寮の建物から飛び降り自殺したりする若者もいるんだそうです。
最近、急に街灯が設置され始めています。
国慶節前に、キャンパス内で女子学生が性被害に遭ったというので
そのためではないかと私は睨んでいます。
犯人はどこかの中年のオヤジだそうです。
キャンパスの西の端の道路が私の宿舎に続く道です。
この並木は大きな葉がどたどた落ちて、掃除が大変なのですが、
夏には木陰を作ってくれて大助かりでした。
おまけです。
今日お昼ご飯を食べた第二食堂(9月に改装オープンした雅苑)三階のピザの店。
二年生の韋彤さん(広西チワン族自治区出身)は
生まれて初めてピザショップを見たので興奮して、
値段も高くて、しかも20分も待たされるのに、買ってしまいましたよ。
本物のチーズが載っていました。
しかし、ケチャップなしでマヨネーズがたっぷりかかっていました。