近所にある、年金病院が解体されています。
正面玄関があった辺り、そして奥の病棟跡を撮りました。
入口のスロープも消えてしまい。
無くなってしまうと、元の姿は思い出せない事が多いものです。 が、様々な記憶は消えません。
家族や知人の入院。 見舞い。 そして、死。
約50年の病院の歴史には、多くの人々の様々な想い出があります。 病院の建物は無くなっても、想い出は残ります。
本館からの連絡通路です。 道を跨いでいるから、まだ取り壊されずにいます。 この先も病棟です。
小児科がありました。 長男が暫くの間、入院していました。
また。 緊急処置室もこの病棟でした。 脳溢血で運び込まれた親父は、3日後に、この治療室で息を引き取りました。
同級生の早過ぎる死。 遺族の悲しみ。 多くの別れ。
治癒。 笑顔。 出産。 退院。 社会復帰。
多くのドラマを思い出しながら、シャッターを押しました。
今年はGW中に肺炎で、厚生年金病院の新施設に入院しました。 4日後に三男も同じ病気で入院。 新しい病棟にも想い出が出来ました。
中学校の直ぐ近隣なので、入れ替わり立ち替わりで同級生が見舞いに来ていた三男にとっても、想い出の場所になったことでしょう。
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