主任児童委員を拝命して、丸5年間。
思い返せば、自省・自戒の記憶ばかりです。 特に、結論を急ぎ過ぎたきらいがあると思います。
その原因として、相手の話を聴き足りなかったということが多かったように感じます。 自分の限られた経験や知見に頼って支援を進めてしまいました。
もっと、聴き役に徹することが必要でした。 相手が激昂していたり同じ話の繰り返しだったりすると、つい内容を要約してしまいます。
でも、相手は、子どもも大人も聴き役を必要としているのです。 不満の原因やイライラや怒りを聴いてあげることが大切でした。 聴いてあげれば、相手は気持ちの整理もできるし落ち着くのに、その手間を惜しんでいました。
相手が落ち着けば、そこからは本音も出てきますし、問題を解決する糸口も見いだせたのに、と思います。
これは、家内からも指摘されます。 「私の話をもっと良く聴いて」 と。 聴いているつもりです。 が、話が回りくどいと、ついつい面倒くさいという表情になっているのでしょう。
ましてや、主任児童委員として接する相手は他人です。 課題を抱えた親と追いつめられた子どもたちなのです。
先ず聴く。 良く聴く。 更に聴く。 とことん聴く。
それが出来なければ、本当の原因は分かりませんし、当然に対処方法・解決方法も見いだせません。
自戒。 聴く。 聴き役に徹する。
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