5月28日(土)、私が京都在住当時、お世話になっていた友人らが沖縄に来てくれた。汀間漁港で一行10人と合流。さっそくグラスボートで大浦湾に出た。
梅雨とは思えない好天。海は見事に澄み切っている。ウミガメが船のすぐ横に姿を見せた。航路標識の上には、エリグロアジサシが翼を休ませている。やがて、チリビシの長さ50m、幅30mものアオサンゴ群落が船底いっぱいに広がってきた。皆からの大きな歓声があがる。「美ら海」からは、シュノーケルで海に飛び込む人たちも。
しばらくすると辺野古から出てきた「ブルーの船」がカヌー8艇を曳航してやってきた。大浦湾にはフロートもなく、海保の規制もなくなったので、もうどこでも自由に航行できる。25日の5時間近い防衛局交渉で、個人情報の違法収集を続ける海上警備艇の撤退を強く求めたが、やっと昨日から海上警備艇も近くに寄ってこなくなってきた。大浦湾には静寂が戻っている。次の課題は、今も海底に残されたままになっている大型コンクリートブロック(約100ケ、最大45トン)の撤去と、臨時制限区域の指定解除だ。
(海上警備艇も、昨日からは遠く離れて監視するだけで、抗議船の近くには寄って来ないようになってきた。)
(チリビシには見事なアオサンゴ群落が広がる)
(テーブルサンゴの群落も)