5月27日は、沖縄平和市民連絡会の辺野古便の運転日。那覇で3人を乗せ、まず嘉手納基地ゲート前の抗議行動に参加した。京都からの一行にも会うことができて懐かしい。
抗議行動は130名ほどの参加。今日はゲートから米兵たちの車が全く出て来ない。いつもはゲートから出てきた車が信号待ちで止まった際に県民の強い抗議を受けるので、このゲートを使わないようにとの指示が出されたようだ。
米兵の車が出て来ないので、途中から、皆でゲート前に座り込んだ。機動隊の排除もなく、そのまま集会を続ける。今日もF15戦闘機が凄まじい轟音をあげて次々と飛び立ち、話す人の声も聞こえなくなる。
(ガバン・マコーマックさんの挨拶)
国道からゲートに入る道路で、米軍車両をとめて抗議する人たちも。横断歩道なのだが、警察が出てきて抗議する人たちの規制を始めた。
(ゲート内では、多くの軍警、警察官、そして米兵たちが監視を続けている)
(抗議行動をしている歩道に貼られたポスター。「2万、3万の人たちが、ワイヤーカッターをもって基地を取り囲むことを想像せよ!」)
行動後の集会で、今までは毎週金曜日だけの行動だったが、来週からは水曜日、金曜日の週2回、抗議行動をしようということとなった。シュワブ、普天間、トリイステーション、そして嘉手納等の抗議行動を拡大し、全基地撤去を求める県民の強い怒りを米軍に突きつけていきたい。
嘉手納での行動を終え、辺野古へ。ゲート前集会でマイクを回されたので、最近の状況、特にこの間、大きな問題になっている海上警備業務の問題点等について報告をした。
昼、海上行動の仲間たちから、今日の海の様子を聞いた。今日は、海上警備業務のボートはほとんど近くに寄って来ず、マイクでがなり立てることもなかったという。一昨日の防衛局との5時間にわたる交渉で、「個人情報侵害行為についてまだ調査中というのなら、せめて結果が出るまで、海上警備のボートは撤退させろ!」と強く要求したのだが、やっと防衛局から何らかの指示が出されたようだ。