2月10日(水)、防衛局がコンクリートブロックを投下する動きを見せているため、カヌーと抗議船で監視行動を行なった。私は、Nさんらと「平和丸1号」を担当。福岡や大阪から来られた方たちを乗せて海に出た。他には「美ら海」と「不屈」、カヌーは9艇が瀬嵩の浜から漕ぎ出した。他にも5艇が浜近くでカヌー練習。皆、早く上達して一日も早く抗議行動に参加できるようになってほしい。
弾薬庫下でコンクリートブロックを積んだ台船の様子を監視する。昨日は、台船のクレーンを動かしていたようだが、今日は特に動きはない。翁長知事は、昨年12月18日、防衛局に対して汚濁防止膜のためのコンクリートブロック投下の全容を明らかにするまではこのコンクリートブロックを投下してはならないという指示文書を出している。しかし防衛局は知事の照会・指示にきちんと対応せずにコンクリートブロック投下の動きを見せている。
(コンクリートブロックを積んだ台船と警戒にあたる海上保安庁のボート)
特に動きがないので、海上ボーリング調査の様子を監視するため大浦湾の航路入口に移動。大型台船の横からヤグラを出し、作業員らが乗り込んでいる。先日まで調査をしていた場所からほとんど移動していない。いったい何時まで調査を続けているのか。
マリンセキュリティの監視船が近づいてくる。昨年7月、わずか8ケ月の海上警備業務に24億円も支払う契約が締結され、彼らの装備も一段とアップした。
コンクリートブロック投下の動きもなそうなので、今日の海上行動は昼で終えることとなった、「平和丸1号」で5艇のカヌーを曳航して瀬嵩の浜まで戻る。
汀間漁港には、まだ旧正月の飾り付けをした船が多い。
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夜は、読谷の学習会に呼ばれている。読谷で講師を務めるのは、昨年の夏に続いて2回目だ。「辺野古新基地建設事業の現状と当面の課題」をテーマに、時間をかけてじっくりと話しをすることができた。