8日(月)、9日(火)は旧正月で辺野古の海上行動はお休みとなった。
9日は午前中、識名トンネル住民訴訟の口頭弁論(進行協議)、午後は北部訓練場情報公開訴訟の口頭弁論が開かれた。
識名トンネル住民訴訟は、ラウンドテーブルで進行協議。これまでに原告・被告が一応の主張を終え、裁判所が主張整理案を作成した。次回(3月10日、午後4時)までに、原告・被告が裁判所の主張整理案に対する意見を提出することとなった。それが終ればいよいよ証人調べが始まるだろう。提訴以来長くかかったが、いよいよ識名トンネル住民訴訟も今年中には山場に入っていく。
(情報公開訴訟弁論後の集会)
午後は北部訓練場情報公開訴訟の第4回口頭弁論。今日も傍聴者が多く、傍聴券の抽選が行われた。 原告席には、今日も原告国(代表者法務大臣)の代理人がぎっしりと座っている。県が、県道70号線の使用条件を記した文書の開示決定したことに対して、国が県を訴え、毎回、これだけの大勢の訟務官を裁判所に動員する。いったい何事かと思うが、「米国政府との信頼関係」(国の訴状より)ばかり気にして、日米合同委員会の文書はどんなものでもマル秘だという政府の強い意志を示しているのだろう。
次回の口頭弁論は4月26日午後3時半~。次々回は7月19日午後2時に開催される。
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なお、明日(10日)は、読谷での学習会に呼ばれている。お近くの方は是非、おいでください。
2月10日(水)午後7時~9時 読谷村文化センター中ホール
学習会「『辺野古』の今とその情勢分析」 講師:抗議船船長 北上田 毅
唄:古謝美佐子さん、ジュゴンジュゴン他