1月12日は一日中、海に出ていたので夜は那覇に帰る予定だったが、13日(火)から浮桟橋の設置が始まるという報道があったので、そのまま辺野古に泊まり込んだ。夜や早朝は、シュワブ基地ゲート前の座り込みにも顔を出した。この寒い中、大勢の人たちが資材の搬入を阻止するために徹夜の監視を続けている。私は翌日の海上行動もあるので仮眠させてもらったが、緊急の呼び出しに対応できるように、今日もアルコール抜きで過ごした。
13日(火)はいつもより早く、午前7時に集合。今日は「不屈」でカヌー隊のサポートにあたった。今日のカヌーは23艇。風が強く、大浦湾には外洋の大きなうねりが入り込んでいる。
(辺野古の浜から大浦湾に急ぐため、カヌーを曳航する。)
大浦湾に出て浮桟橋の設置場所に到着。防衛局の動きを監視するためアンカーを打つが、風が強く、アンカーが効かない。カヌー隊はフロートの傍で波に翻弄されながら待機を続けた。
昼前まで監視を続けたが、防衛局の動きもなく、波風も強いので平島まで曳航して戻った。カヌーは、まるでジェットコースターのように大きく揺れ続けた。
朝のシュワブ基地ゲート前(午前6時半)。機動隊のバスが4台出てきている。あるいは資材搬入のために座り込みの強制撤去を始めるのではないかと緊張が高まる。
早朝から抗議行動が始まった(午前7時半)。ブルーシートを張り、鉄板の上に座り込んでいる。
結局、12日、13日は作業は開始されなかった。私は、14日は基地の県内移設に反対する県民会議の対県交渉に参加するため辺野古には行けないが、15日からはまた辺野古で船に乗る。各マスコミは15日から浮桟橋の設置が始ると一斉に報道しているが、その場合、今日の夜にでも資材が搬入される可能性が高い。いよいよ、海でも陸でも熾烈な攻防戦が再開される。
ともかく、辺野古に集まってほしい。