4月10日(月)、早朝から辺野古に行ったが、今日も荒天のため海上行動は中止となった。ゲート前の座り込み集会に参加する。
メインゲート前では、米軍の軍用車両の出入りに抗議する行動が続いていた。10分ほど軍用車両を止めていると機動隊が出てきて強制排除が始まった。先日のゲート前での不当逮捕も、こうした抗議行動にいらだった米軍からの要請を受けたものだろう。
ゲート内では米軍に雇われた軍警が監視を続けている。時々、この連中が、機動隊を押しのけて抗議する人たちに襲いかかり、基地内に引きずりこんでいく。ほとんどの軍警は、拳銃を携帯している。県民の抗議行動に対して何故、拳銃を携帯して規制にあたる必要があるのか?
午前9時前、工事用車両がやってきたのか、大勢の機動隊員が出てきて工事用ゲート前の座り込み参加者の強制排除が始まった。あっという間に、全員、排除され、機動隊の「檻」の中に閉じ込められてしまった。
何人かは、工事用ゲートから第2ゲートの間に分散し、直接、工事車両への抗議行動を行った。
機動隊による強制排除の後、コンクリートミキサー車やダンプトラック等合計32台が基地の中に入っていった。以前から指摘しているが、この日入った工事車両もやはり不正改造車や整備不良車が多かった。こうした違法車両の運転は道路交通法違反なのだが、いくら機動隊員らにその点を訴えても、全く聞こうともしない。そして、工事車両に抗議する人たちを、「道交法違反だ!」として、強制的に排除し続けた。
(最大積載量の表示のない違法ダンプ)
(排気口が横を向いているのも、違法車両だ。)
(全く溝がなくなってツルツルのタイヤ。こんな車の運転も道交法違反)
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この時期、やんばるの山ではセンダンの花が目立つ