チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

今日(26日)の辺野古アセス評価書の提出は阻止!

2011年12月26日 | 沖縄日記・辺野古

  26日(月)、今日は、辺野古アセスの評価書が、沖縄県あげての反対にもかかわらず、県に提出されるのではないかと言われており、夕刻までの行動が設定されている。午前7時過ぎに県庁に急いだ。

 すぐに県庁4階の環境政策課の部屋に向かう。今朝の琉球新報が、朝の始業前に提出されると報道していたため、もう多くの市民やマスコミがいっぱい集まっていた。そのまま、エレベーターの前に座り込む。評価書は7000頁もあるもので、それを20部も提出するという。エレベーターから出たところで、「説得活動」を行い、帰ってもらう予定だ。

 

 4階には、2ケ所のエレベーターがあるが、その前に、それぞれ50名ほどが座り込んだ。さらに、県庁の2ケ所の門前にも、大勢の監視部隊が配置についている。正面玄関には、国会議員団や県会議員団が整然と並んだ。今日の行動の総勢は300人ほどか。

 

 座り込みは、午前8時からそのまま午後5時すぎまで続いた。座り込みながら、近くの人たちと話がはずんだ。平日の昼間なので年配の人が多く、興味深い話が続いた。

 隣に座ったMさんは、慶良間での集団自決の際、直前にその場を離れて助かった方だ。長く、そんな体験を他人に話してこられなかったが、ここ数年、ふっきれたように沖縄の平和運動の先頭で頑張っておられる。また、少し向こうに座り込んだ年配の男たちのグループからは、「艦砲射撃----」というような声が聞こえてくる。しばらくすると、「喜瀬武原闘争」の話題になった。皆、今日の座り込みを、長い沖縄闘争の延長の中にとらえ、昔の「武勇伝」を懐かしく思い出しているようだ。

 昨日から、何度も、「今回の闘いは、沖縄の命運を決する闘いだ!」と言う声を聞いた。横のAさんも、「これだけの人数で県庁の中で座り込みができて、これはすごい闘いですよ!」と、興奮気味に語っておられた。

 結局、防衛局は、県民の怒りの行動の前に、今日、県庁に来て提出することをあきらめ、郵送で提出することになったようだ。これだけ大きな問題となっている辺野古アセスの評価書を直接もってきて説明して提出するのではなく、郵送で送りつけるというのだからひどい話だ。

 環境生活部長との話し合いの結果を報告する県議や各団体の代表ら。部長の話では、午後3時になっても、防衛局からは、郵送するのか、直接持ってくるのかという連絡もないという。まさに、「いつ犯すとはいいませんよ」ということか? それにしても、あまりに馬鹿にしている。

          (午後5時半、県庁前での勝利集会)

 マスコミでは郵送とのニュースが流れているが、明日(27日)も、午前7時半から県庁での座り込みが予定されている。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「沖縄の命運を決する闘い」-... | トップ | 県庁での闘い(2日目)、評... »
最新の画像もっと見る

沖縄日記・辺野古」カテゴリの最新記事