1月15日(水)、朝から辺野古へ。ゲート前の集会で指名されたので、防衛局の変更計画案の概要とその問題点について説明した。今回の変更計画は、工程を短縮することだけを優先し、無理な工法の採用や環境への影響を無視したものとなっている。来週、名護(21日)と那覇(25日)の学習会でもその内容を詳しく説明する。
今日も特に強調したのは沖縄県の責任だ。こんなとんでもない設計概要変更申請をデニー知事が承認することはあり得ないが、県はそれ以外にも自らの権限を行使して新基地建設事業にブレーキをかけなければならない。本部塩川港の使用許可問題、琉球セメント安和桟橋の目的外使用や老朽化した旧桟橋の使用制限、県土保全条例の改正、さらに海砂採取の規制等、県が取り組むべき課題は多い。「あらゆる手段を行使して辺野古を止める」というのなら、こうした具体的な問題について毅然と対応しなければならない。
沖縄平和市民連絡会は昨日、これらの問題について、沖縄県への要請文を提出した。今月中の県交渉を求めている。
(ゲート前での集会)
午後は沖縄防衛局へ。大量の文書の開示を受ける。