4月11日(土)午前7時半、まだ腰の具合が悪く、船に乗ることはできないが、海上行動のミーティングに出席した。土曜日ということもあってか、今日はカヌーが23艇、抗議船も5隻が海に出た。
汀間漁港で出航を見送った後、シュワブ基地ゲート前の抗議行動に参加。今日は、うるま市、北谷町、そして那覇からのバスも来てゲート前は賑わっている。私も、山城さんにマイクをまわされ、最近の海の様子や当面の事業の状況について説明した。
「岩礁破砕の許可の取消については、また、政府の不当な執行停止により効力を一時中止されるかもしれないが、落胆することはない。闘いはまだ第1幕だ。知事の権限は非常に強く、知事が頑張る限り、防衛局は埋立工事に着手することは絶対できない。確信を持って闘いを続けよう。」
午後、大急ぎで北谷町へ。京都にいた頃、お世話になった米澤鐵志さんの講演会に出席した。米澤さんは現在81歳、11歳の時に広島で原爆に被爆された。爆心から750mという至近距離での被爆、母親と妹さんは亡くなられたが、米澤さんは、頭髪が全て抜け、何週間も嘔吐と高熱が続いたが、奇跡的に一命を取りとめられた。戦後は、被爆体験の講演や平和運動を続けておられる。今日も、広島、福島、そして沖縄を結びつけてお話しをされ、会場には涙ぐむ人も多かった。
(京都から来られた真由美さんのミニライブも)