4月7日(火)、今日は船には乗らず、名護市内でいろいろな所要に追われた。途中、時間が取れたので、名護市立図書館で開催されている辺野古の写真展を見に行った。昨年夏からの辺野古新基地建設反対運動の中で撮られた写真がいっぱい展示されている。大浦湾の見事なサンゴ礁、輝く辺野古の海、海保の暴力にも屈せず頑張るカヌー隊---、それぞれの頃の光景が思い出されて懐かしかった。(私の写真も数枚展示されている。)
名護市での写真展は12日で終了する。主催者は、その後、全国各地でこの写真展を開催してほしいと呼びかけている。この写真展は、本土ではなかなか紹介されていないと思われる辺野古新基地建設問題を考えるための最適の企画になるだろう。是非、ご協力ください。
帰宅してRBCテレビのニュースを見て驚いた。昨日、「不屈」が海保の指揮船にぶつけられて大きく破損した事故について、今回赴任した第11管区海上保安本部の長谷川新本部長が記者会見で次のように述べたのだ。
「抗議船を止めるための接触は今後も起こりうる。」「海上の安全確保のために適切な措置だった。」
昨日のブログでも説明したが、この事故は、海保の指揮船が「不屈」に追突し、キャビンのドアのフレームが折れ曲がり、ガラスが木っ端微塵に割れた大事故だった。もし、キャビンのドアのところに誰か乗員がいたら、かなりの重傷を負っただろう。
そんな大事故だったにもかかわらず、「今後も起こりうる」とはどういう意味か? 本部長が言う「海上の安全確保」には、新基地建設に反対する県民の安全は含まれていないのか? 絶対に許せない暴言だ。