(3月1日、辺野古の埋立申請の問題をめぐり、沖縄県海岸防災課に要請)
2月26日、沖縄防衛局が名護漁協に公有水面の埋立同意申請を行った。いよいよ県への公有水面埋立申請も、秒読みに入ってきた。一昨年暮れから昨年初めにかけてのアセス評価書持込み阻止闘争を思い出す。あのときは、大勢の県民が県庁に座り込み、時には泊まり込んで監視行動を続けた。ところが、今回はいよいよ本番の埋立申請が出されようとしているのに、その監視行動の呼びかけがない。
そんな事態にやきもきした有志らが、1日の朝、県庁に集まった。私も、いつもの普天間基地大山ゲートでの抗議行動を休み、座り込みの用意をして県庁に向かった。
午前8時半、県庁ロビーには10人近くが集まった。まず、埋立申請を所管する土木建築部海岸防災課に行き、上江洲課長、松田副参事らと話し合った。「埋立申請を事務的に受け付けるのではなく、沖縄県民の意志は、県外移設でまとまっているのだから辺野古の埋立は当然、認められない。申請書の扱いについても、その方向で頑張ってほしい」と要請をした。
この日の話し合いで判明したのは、今回の辺野古の公有水面埋立申請は、県庁の海岸防災課ではなく、名護市の県北部土木事務所が窓口になるという。4日(月)から県庁で座り込んで防衛局の申請書持込みの監視行動をしようと思っていたのだが、名護では難しそうだ。