チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

明日(31日・火)は、午前中、名護で北部土木事務所交渉。午後は那覇地裁で辺野古住民の抗告訴訟第2回口頭弁論

2023年01月30日 | 沖縄日記・辺野古

 明日(1月31日・火)は午前中、名護に行き、本部町島ぐるみ会議が毎月続けている本部塩川港等の管理問題についての沖縄県北部土木事務所交渉に出席する。

 今回は、本部塩川港のベルトコンベア設置許可等の問題だけではなく、安和桟橋の公共用財産使用許可問題についても県を追及する。辺野古への土砂海上搬送が続いている安和桟橋は、本来、公共の海を、琉球セメントに対して特別に許可が出されたものである。その使用目的は、セメント製造のための燃料である石炭の荷揚げやセメントの出荷等のためとされており、琉球セメントや防衛局が自由に使用できるものではない。

 ところが現在ではこの桟橋は、早朝から夜8時頃まで、ほとんど辺野古埋立土砂の海上搬送のために使われている。これは、違法な「目的外使用」だけではなく、防衛局が発注した委託業者への「転貸」であり、許可条件にも違反している。

 沖縄県も2018年12月当時は、「安和桟橋の設置許可は琉球セメントが受けているので、安和桟橋を沖縄防衛局が使用した場合には、『転貸』に抵触する可能性がある」という見解を示していた。その後の使用実態はますます許可条件違反がひどくなっている。北部土木事務所長は、ただちに公共用財産使用許可を取消さなければならない。

 県が、辺野古新基地建設を阻止するというのであれば、こうした新基地建設のための業務を一つひとつチェックし、見直すことが必要である。

 

 午後は、那覇地裁での辺野古・大浦湾周辺住民らによる辺野古設計変更申請不承認を取消した国の裁決の取消しを求める住民の抗告訴訟の第2回口頭弁論が予定されている。

 

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