今日(27日・火)は、辺野古側で始まった護岸工事のための準備作業に対して、カヌーメンバーが果敢な抗議行動を続けた。 海保30名ほどがボートから下りて現場前の海で阻止線を張り、米兵や軍警らも出てきたが、皆、ひるまずに抗議を続けた。
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27日(火)午前7時から海上行動のミーティング。辺野古側で護岸工事の準備作業が始まったというので、Nさんと辺野古漁港から「ブルーの船」を出した。「勝丸」「不屈」とカヌーメンバーはK9護岸の様子を見るため、ひとまず大浦湾へ向かった。
「ブルーの船」で現場に近づいていく。シュワブ内の既設道路から4mほど下の海岸まで石を落とし、海岸沿いに設置予定の工事用仮設道路に繋ぐための準備が始まっていた。
「ブルーの船」が監視しているためか、作業員や警備員らがしばらく様子を見ていたが、午前9時頃、石材を積んだダンプトラックが来て作業が始まった。すぐに、他の抗議船、カヌーメンバーらに連絡を入れる。
2隻の抗議船に曳航されてカヌーメンバーが現場に到着。すぐに抗議行動に入っていく。
海保のボートがあわてて駆けつけてきたが、海岸近くで浅いので、保安官たちは海に飛び込んでカヌーの規制を始めた。陸上からも大勢の海保が来て、30名ほどが工事現場前に並び、カヌーメンバーが現場に近づかないよう阻止線を張り始めた。 いったい何をしているのだ。工事現場の前に立ち並ぶ海保の姿は、もう哀れでしかない。「君たちはガードマンではないんだ! 海保の誇りはどうしたのか!」
私は、那覇で所要があるため、午前10時過ぎに船を下りたが、皆、1日中、頑張り続けた。
後で聞くと、午後は、米兵5名、軍警15名ほどが海にまで出てきてカヌーが撤退しなければ拘束するぞと脅したという。