11月15日(火)、今日は東京へ。夜、東京で高江への機動隊派遣を撤回させるために住民監査請求に取り組んでいる市民グループの集会に参加した。
100名少しの参加者。私が、最近の高江・ヘリパッド工事の現状、そして沖縄での住民監査請求の経過等について報告した後、東京で住民監査請求のとりまとめをされている高木弁護士が法的な問題について説明された。
高木弁護士は、「東京都の監査委員の構成(5名のうち2名が与党都議、1名が元警視庁幹部)から考えても監査結果に期待はできないが、この運動の目的は、①一人でも多くの人たちに高江の現状を訴えること、②沖縄を孤立させないというアピールを送ることだ」と明確にまとめられた。
すでに東京、福岡、そして沖縄で監査請求が始まっており、神奈川、千葉、大阪、愛知等でも準備が進んでいる。機動隊を派遣した6府県、そして派遣先の沖縄が一体となってこの問題に取り組んで行こうと確認した。
また、最後に時間をもらって、「12月末の完成に向けて、防衛局は凄まじい勢いで工事を強行している。今が、最後の山場。ゲート前も、そして山中の現場でも、今の倍の参加者がおれば工事を止めることができる。なんとしてもすぐに高江にかけつけてほしい」と訴えた。
今日(16日・水)も、神奈川の市民グループによる集会に呼ばれている。
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なお、沖縄の住民監査請求は、11月22日(火)午後に陳述が開かれることとなった。請求人の陳述の後、相手側が陳述を行い、質疑応答の時間も設けられている。