チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

またも海保の暴力、5名の不当拘束の法的根拠は何か!

2014年09月12日 | 沖縄日記・辺野古

 8月12日(金)、午前5時半、京都から来たMさんを国際通りで拾って辺野古へ。午前7時45分頃、汀間漁港から4隻の船団で出港。今日は平和丸2号に乗った。

 いったん辺野古漁港に寄り、カヌー隊に伴走して大浦湾に向かう。途中、スパッド台船近くのフロート沿いでは、海保のゴムボートがぎっしりと集まり、カヌー隊の行く手を妨害する。海保のゴムボートがAさんのカヌーを捕捉し、引っ張っていくので追いかけて抗議。しばらくして解放された。

 平島でしばらく休憩した後、大浦湾に向かった。浮桟橋の浜でクレーンが動き作業が進められていたので、カヌー隊が近づいてプラカードなどを出して抗議を始める。

 突然、海保がカヌー隊のメンバーを拘束し始め、現場は大混乱に陥った。

 海保はポートフックをカヌーに引っかけ、無理やりカヌー隊のメンバーの手足をつかんでゴムボートに引き上げる。

 ゴムボートに引き上げた後、船底に押し倒して押さえ込む。

 この日のカヌー隊は、当初から浮桟橋の近くで抗議行動をしようというものだった。それ以上の作戦があったわけではない。ところが、突然、海保による一方的な拘束が始まったのだ。

 最初に拘束されたのはKさんだった。平和丸2号はKさんが拘束される過程の一部始終を見ている。Kさんは、Yさんのカヌーが浜に近づき、抗議していたので、戻るように指示をしていた。Yさんが戻り始めた時、突然、海保のゴムボートがKさんのカヌーに近づき、Kさんを拘束してしまった。後ほど、海保と交渉したNさんの話では、海保は「浜から50mの立入禁止区域に入ったので拘束した」と説明したらしいが、Kさんが拘束された場所は、明らかに浜から50m以上離れているところだ。始めから、kさんを狙い撃ちしていたとしか思えない。

 漕ぎ手が拘束されてしまったため、数隻のカヌーが浜近くまで波に流された。そのカヌーを回収しようと近づいていったカヌーも、そのまま問答無用と拘束されてしまった。この際も、船から、「流されたカヌーの回収に行く」とマイクで説明していた。それにもかかわらず、一方的に拘束してしまったのだ。

 結局、5人が拘束された。拘束されたカヌー隊のメンバーらは、辺野古沖のスパッド台船近くにいた「むりぶし」(指揮船)まで連れていかれた。すぐに追いかけ、マイクで抗議を続ける。

 しばらくしてヘリ基地反対協の代表・Nさんが駆けつけ、海保の責任者と交渉。結局、1時間ほどで全員が解放された。

 

 今日は、今のところケガ人が出たとは聞いていない。しかし、「むりぶし」(指揮船)に引き上げた後、女性の髪を後ろからつかんで引っ張り、無理やり顔を上げさせて顔写真を撮影したという。こんな暴力が何故、許されるのか!

 今日もシュワブの浜では、米軍の水陸両用戦車の演習が続いていた。

 

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