チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

「海上フェンス」をつけた危険なフロート引出作業の阻止行動---海保の海猿たちが無理矢理乗り込み、あわや転覆寸前!

2017年01月20日 | 沖縄日記・辺野古

n  1月20日(金)、今日は平和市民連絡会の辺野古便の運転。シュワブのゲート前で皆を降ろし、急いで汀間漁港に向かう。なんとか出港に間に合い、「美ら海」に乗り込んだ。抗議船4隻、カヌーは14艇とのこと。強い冬型の気圧配置で北風が強く、海は荒れている。

 すぐに汀間沖合の海上フェンスを確認に行く。防衛局は、なんという馬鹿げたものを考えたのだろうかと呆れる。もう今でもあちこちでロープがからみはじめているが、台風が来ればいったいどうするのだろうか。

 大浦湾側の臨時制限区域は全長約6500m。全てをこの海上フェンスで囲むためには、かなりの手間暇がかかる。そのため、先週中には来ると言われていた海底ボーリングのための大型調査船はまだ大浦湾に来ることができない。

 海上フェンスのフロート引出しを阻止するために、レジャービーチに向かう。海が荒れているため、カヌーメンバーは3隻の船に分乗して抗議行動を行った。

 

 浜から、海上フェンスをつけたフロートの引き出しが始まった。海保のボートが抗議船に殺到する。「美ら海」にもボートをぶつけ、海猿たちが無理矢理乗り込んできた。

 皆で、「定員オーバーだからダメだ! 戻れ!」と抗議するが、4名の海猿たちが乗り込んできた。大柄な海猿たちが片側から乗り込んできたので、船は大きく傾く。左舷の船縁まで水面につかり、私もデッキに倒れてしまった。一瞬、「転覆か?」と緊張したが、後ろに乗っていたメンバーらがバランスを取るために移動してくれたので、なんとか元に戻った。皆で海保に、「また、『ラブ子』のように転覆させるのか!」と強く抗議する。

 結局、「美ら海」は、両側を海保のボートに押さえられ、そのまま大浦湾の航路入り口まで曳航されてしまった。「こんな規制をする法的根拠を明らかにしろ!」と抗議するが、海保のリーダーは、「本部に聞いて下さい」というだけで何も答えられない。

 昼をまわったので、いったん辺野古に戻る。昼食後、作業が再開されたというので、また大浦湾に向かった。

 松田ぬ浜を出るカヌー隊。空には米軍ヘリが海兵隊員らを吊り下げて訓練をしている。辺野古の集落の上でこんな危険な訓練をしているのだ。

 海上フェンスをつけたフロートを牽引するタグボート。海保の規制の中、阻止行動を続ける。

 今日は強風波浪警報が出ている。警報が出ているときは危険なので、海上での作業は行わないことになっていたはずだ。海保に、防衛局の作業を止めさせろと抗議する。

 

 

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