チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

小雨が続く大浦湾---寒さの中、カヌー隊の果敢な抗議行動

2015年05月22日 | 沖縄日記・辺野古

 5月22日(金)、今日も海上ボーリング調査のための大型スパッド台船がやってくるのを阻止するため、早朝7時頃からカヌー16隻と抗議船3艇で行動を開始した。私は、J君と「平和丸1号」でカヌー隊のサポートを担当。他には、「美ら海」がカヌー隊のサポート、「平和丸3号」が報道陣を乗せて海に出た。

 船団は汀間漁港を出てフロートに沿って航路に出た後、長島の間を抜けて辺野古沖でカヌー隊と合流。しばらくフロートに沿って抗議を続けていると、防衛局の作業船(和船)がフロートの補強作業を始めた。ダイバーを乗せている作業船もやってきた。カヌー隊が、フロート沿いに近づき、「作業はやめて下さい!」と説得活動を行う。ところが、海上保安庁のゴムボートが実力規制に入り、結局、5名が拘束されてしまった。私は、「平和丸1号」からマイクを使い、先週の参議院議員会館での海上保安庁交渉の内容などを説明しながら、「もう2度とケガ人を出すような過剰規制は行うな!」と訴え続けた。カヌー隊の頑張りもあり、防衛局の作業船はやがて引き上げていった。

 小雨が続き、海上は寒さが厳しい。特に、海に落とされゴムボートに引き上げられたカヌー隊のメンバーらは全身がびしょ濡れなので、震え上がるような寒さだろう。昼前に拘束されたメンバーらも解放されたので、皆で午後の行動について話し合う。午後は、大きく潮が引き、長島の間の通行ができなくなることもあり、今日の行動の打ち切りを決めた。明日も早朝からスパッド台船の進入阻止に向けた海上行動を行う。

   (船のまわりに集まり、今後の行動について皆で話しあう。)

 (カヌー隊の頑張りで、防衛局の作業船はフロートに近づくこともできない。)

 (今日も旧米軍兵舎の解体工事が進んでいる。)

(毎日、工事施工区域の標識近くで潜水調査が続けられている。県の調査に備えた「証拠隠滅」作業を行っているとしか考えられない。) 

 

 海上行動が早く終わったので、夜、那覇に戻ってから林博史さんの学習会「戦後沖縄の基地形成史」に参加することができた。

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