(早朝からN4ゲートには大勢の人たちが集まってきた。)
昨夕(10日)、高江で工事が再開されたというので、11日早朝5時45分に那覇を発って高江に向かった。午前8時頃、高江着。N4ゲートには、昨夜に駆けつけてそのまま泊まり込んでいた人たちや、今日、あわててやってきた人たちが大勢集まっていた。
昨夕、防衛局や大米建設は、米軍北部演習場のメインゲートから重機を運び込んだというので、まず、演習場に抗議に行った。2007年当時の約束で、メーンゲートは工事のために使わせないということだったのだが、それに違反しているのだ。ゲート前で、抗議を続けたが、普段なら、ガードマンらが飛んできて規制にあたるのに、今日は、彼らは全く出て来ない。
しばらくすると大米建設の工事車両がやってきた。皆でゲート前に座り込み、その車が中に入ろうとするのを阻止する。大米建設の運転手は、「覚えていろよ!」と捨て台詞を残して引き返して行った。今までの業者と比べて、まるで横柄な態度だ。
N4ゲート前には、昨夕、防衛局が強襲し、レンタカーの軽トラックをゲート前に置いていった。今年1月は、反対住民らが車を並べて重機搬入を阻止したのだが、その先手を取ったというのだろう。
それにしても、沖縄中がオスプレイ反対にわき上がっている時に、オスプレイのためのヘリパッド設置を強行するのだから、絶対に許せない。昨年末のアセス評価書の午前4時の持ち込み、そして、昨日、夕刻6時過ぎの突然の工事再開、防衛局のやり方は、まさに卑劣極まる。
皆でゲート前で阻止態勢をとっているときも、米軍ヘリの演習は続いていた。このヘリがオスプレイに代わるのだ。
結局、今日は防衛局・業者は来なかった。午後から、ゲート前の座り込みのためのフェンスを作る。今年1~2月のように、この横断幕の後ろに座り込み、さらなる重機の搬入を阻止するのだ。
防衛局ヘリパッド建設工事再開 住民ら阻止行動へ (琉球朝日放送QAB ニュース映像)