1月31日(土)、海保の「海猿」の暴力で左手をやられたので船には乗ることができないが、せめてシュワブ基地ゲート前の抗議行動に参加しようと辺野古に行った。
午前8時半、瀬嵩の浜でカヌー隊の出発を見送る。カヌー隊は18艇、船団は4隻。今日は防衛局の作業の様子はない。海保のゴムボートも出ておらず、大浦湾は静まりかえっている。カヌー隊はすぐにオイルフェンスを楽々と超え、大型作業船に向かって行った。
シュワブ基地ゲート前の抗議行動に参加。すぐにマイクを渡される。この間の海保の暴力と防衛局のアンカー設置、「仮設桟橋」(大型突堤)造成着手の動きについて説明した。「大型ダンプで5000台もの石材を投入する「仮設桟橋」(大型突堤)造成を許してはならない。大浦湾は致命的に破壊される。ゲート前での資材搬入阻止の取組み、海上での阻止行動、陸と海との連帯した闘いを強化しよう!」と訴える。
ところが、私の発言中、突然、2台の車がメインゲートに入ろうとする。誰かが「海保だ!」と叫んだので、皆が一斉に車道に飛び出してその車を止めた。ゲート前にも20人近くが座り込んだ。様子を見にいくと、確かに「海猿」たちが乗っている。しばらくして機動隊員らが出てきて規制が始まったが、かなりの時間、ゲートへの進入を阻止することができた。
11時過ぎに「島ぐるみ」のバスがやってきてゲート前は賑やかになった。私は浜の座り込みテントで戻ってきた船長らから今日の海上行動の様子を聞く。今日は結局、防衛局の作業もなく、海保の「海猿」たちも出てこないので、カヌー隊や船団も昼で海上行動を終えたという。こんな静かな日が続けばいいのだが。