今朝(1月28日・金)、辺野古の監視行動をしているNさんから、辺野古弾薬庫の第3ゲート内側に置かれていたトンブロックや資材等が全て片付けられたという連絡が入った(下の写真参照)。何時でも工事車両が入れる状態となったようだ。
昨秋から美謝川切替工事が始まったが、今までは大浦湾の第9護岸近くの河口部での開削等の準備工事だけだった。それでも、第3ゲートはフェンスで閉鎖されて全く車両の出入りがないのに、常時、複数の警備員が立つという凄まじい無駄遣いが行われていた。
末尾に現在、契約された美謝川切替工事の予定個所図を添付する。切替水路の本体工事は、今回の契約では、中央部の暗渠工と河口部の開水路工だけだが、これからの本格工事のためには大量の石材や生コン等の搬入が必要となる。米軍車両が出入りする第2ゲートを使うわけにはいかないので、第3ゲートが工事車両の進入口となるのだ。
末尾の図でも分かるように、今後、国道の西側でも大規模な掘削・仮設道路造成工事が予定されている。そのために国道に面して仮設ゲート(門扉)が設置される。この工事もまもなく始まるだろう。
この辺りは国道が大きくカーブして見通しが悪い。第3ゲートと向かい側の仮設ゲートから多数の工事車両が出入りすれば、事故等が多発することが危惧される。
いずれにしろ来週から第3ゲートから工事車両が出入りすると思われる。コロナ禍の中、大変だが、この場所でも監視・抗議行動を始めなければならない。
(上と下は、片付けられた第3ゲートの内側。何時でも工事車両が出入りできるようになっている(Nさん提供写真)。