このブログでも何度も訴えてきたが、糸満市「魂魄の塔」横の鉱山で、いよいよ土砂の採取が始まろうとしている。
これに対して、遺骨混りの土砂で軍事基地をつくることは戦没者を冒涜するものだとして、反対の声が高まっている。
全国の宗派を超えた宗教者たち(「平和をつくりだす宗教者ネット」)は、「戦没者の遺骨が含まれている土砂を辺野古新基地建設に使わせてはなりません」という共同声明を発表し、現地視察や合同慰霊式、沖縄県や糸満市への申入れなど積極的な活動を続けられている。
南部の各島ぐるみ会議も取組を開始した。私たち沖縄平和市民連絡会は、1月26日、デニー知事に土砂採取を認めないようにとの要請書を提出し(全文は1月17日のブログ参照)、近く、交渉の場を設定するよう求めている。
オール沖縄会議の取組も始まった。2月14日(日)、オール沖縄会議主催で、南部地区からの土砂採取の問題点について学習会が開かれる。具志堅隆松さんが「遺骨収集の現場から」、そして私が「南部地区の土砂採取の現状と課題」と題して報告の予定。
緊急事態宣言が延長された場合は延期の可能性もありますが、是非、予定に入れておいてください。