今日(17日)は山城博治さんら3名の第1回公判。20倍近い倍率の傍聴希望者でしたが、傍聴券を融通していただいて22席しかない傍聴に入ることができました。
久しぶりの博治さんとの顔合わせ。目配せをかわし、手を振りながら彼とのエール交換もできました。思わず涙があふれます。博治さんも、公判が始まってすぐにハンカチを取り出して涙をぬぐっています。逮捕以来すでに5ヶ月、お連れ合いとの接見も認められない中で、精神的にもどんなに苦しかったことか、本当によく頑張ってくれました
検察官の起訴状朗読の後、3名がそれぞれ認否の意見陳述。博治さんは、最初のうちはかすれた声でしたが、それでもきっぱりと無罪を主張し、「沖縄の反戦平和の運動は、こんな弾圧にも屈せず、これからも続いていく」と力強く陳述されました。博治節は健在、さすが博治さんです。
今日の公判の詳細については明日にでも報告します。というのも、夕刻の集会・デモの後、平和市民連絡会の仲間たちと夕食をとっていると、突然、博治さんの保釈決定が出たという連絡が入ったのです。弁護士さんもおられたので、急遽、皆で裁判所へかけつけました。
報道陣も集まっていたのですが、結局、検察が異議申し立てをしたため、今夜中の保釈はなくなりました。保釈は、早くても連休明けになりそうです。
詳細は明日、報告します。
公判後の報告集会
裁判所は、ゲートを締め固め、まさに異常事態。