チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

辺野古、繰り返される海保の暴力。ゲート前では3600人の大集会

2014年08月23日 | 沖縄日記・辺野古

 8月23日(土)、いつものように午前5時半に那覇を出発、辺野古に向かった。今日は午後、シュワブのゲート前で大規模な抗議集会が予定されている。

 午前7時半、汀間漁港を平和丸で出港。防衛局は、さすがに今日は作業を中止しているようで、海保のゴムボートも少ない。いつもは厳しく規制している長島と辺野古崎の間の海峡も難なく通過することができた。

 午前10時頃、20隻近いカヌー隊が大勢の支援者に送られ、辺野古の浜を出発。フロート沿いに平島に向かった。昨日、海保の暴力によって一人が全治10日間のケガをしたが、他の人は皆、元気なようで良かった。

 今日も天気が良く、海は澄みきっている。昨日、ウミガメを見つけた辺りを少し回るが、今日は姿が見えない。それでも、カマスの群れやウミヘビが泳ぐ姿を見ることができた。海に出るたびに、この素晴らしい海を絶対に埋立させるわけにはいかないと改めて思う。

               (平島に向かうカヌー隊)

             (フロートに並んで抗議行動)

 正午、平和丸で3名の国会議員や県会議員らがカヌー隊の激励に来られた。カヌー隊も、「埋立反対」のボードを掲げ、議員さんらに応える。

             

 数人のカヌー隊メンバーが海に入り、ボードを掲げて抗議行動を始めた。すぐに海保の職員らが、海に飛び込み、カヌー隊の規制を始める。

 それでも、議員さんらが近くで見ていることもあり、昨日のようにカヌー隊メンバーを拘束して、ボートに引き上げることはなかった。昨日の海保の暴力の写真が地元紙に大きく掲載されたことも彼らにはこたえたのだろう。

 

 

  海保は、「フロートの近くは危険ですので、カヌーを近づけないでください。フロートの近くで泳がないでください。」とマイクで繰り返し、規制に入った。

 しかし、ふと気がつくと、すぐ近くで6~7名の米兵らが、フロートの中で泳いで遊んでいるではないか。「立入禁止」のフロートは、米兵の「プライベートビーチ」を守るために設置したのか。県民に向かって「フロートの近くで泳がないでください。」と言うのなら、まず、米兵らを規制せよ!

 昨日も、大浦湾の小型スパッド台船の近くのビーチで米兵の家族らが泳いでいた。我々がフロートに近づいていくと、すぐに海保のゴムボートが駆けつけてきて、「作業現場に近づかないでください! フロートに近づかないでください!」とわめき続けた。しかし、「フロートの中、スパッド台船の近くで泳いでいる米兵の家族らを何故、規制しないのか!」と反論すると、海保の職員らは黙り込んでしまった。

 (フロートの内側で泳いで遊ぶ米兵ら)

 午後2時、汀間漁港に戻り、シュワブ前の県民集会に参加した。3600人が結集、ゲート前の歩道両側には数百メートルにわたってぎっしりと人が溢れている。防衛局が作業に入って以後、最大の集会となった。 

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