昨夜(4日)は「島ぐるみ宗教者の会」の学習会。平良修牧師をはじめ沖縄の大先輩の方々を前にさすがに緊張したが、2時間近くじっくりと高江と辺野古の現状とこれからについて話をさせていただいた。
帰宅が夜遅くなったので、今日(5日)は予定より遅れて午前5時半に出発。高江には午前8時前に着いた。水曜行動の日なので、N1ゲート前には250名ほどの人たちが集まった。
それでも午前9時過ぎ、200名ほどの機動隊が押し寄せ、強制排除が始まった。ここ数週間、水曜日の大行動の日でも機動隊による強制排除が続いている。
座り込んでいた県民を1時間以上かかって強制排除し、ダンプトラック12台とユニック3台がゲートの中に入っていった。安倍首相が国会の所信表明演説で、高江のヘリパッドを年内に完成させると表明したことから、防衛局はますます強引に工事を強行するようになってきた。また、機動隊も先日のロープによる拘束事件のように、暴力的な規制が露骨になってきている。
この日も機動隊は強制排除した人たちを、大型バス2台の間に押し込み、その手前に機動隊が並んで作った「檻」の中に閉じ込めた。大型バスはエンジンをかけっぱなしのため、排気ガスの臭いがたまらない。炎天下ということもあって、気分を悪くする人たちが続出した。皆で抗議を続けるが、機動隊はいっさい聞こうとしない。
とうとう一人の女性が体調不良を訴え、救急車がやってきた。
機動隊の規制が解除された後、皆で警視庁機動隊の隊長を取り囲んで抗議を続けた。「何故、せめてエンジンを切らないのか!」と追求したが、また多勢の機動隊が戻ってきて隊長を救いだした。
午後の行動は途中で打ち切りとなり、昨日、不当逮捕されたTさんを激励するために皆は名護署に向かった。この2年間、辺野古・高江で34名が逮捕されたことになる。