(井上防衛局長(左から3人目)に強く抗議)
8月29日(金)、今日は県民会議、うりずんの会(県野党国会議員団)の沖縄防衛局長交渉に参加するので、辺野古行はお休み。朝から準備に追われた。
午後1時から井上防衛局長に対して、シュワブ基地ゲート前に設置された「殺人鉄板」(琉球新報社説)、仮設ゲートの撤去を求める交渉が始まった。うりずんの会は、照屋寛徳さん、赤嶺政賢さん、糸数慶子さん、玉城デニーさんの全員が揃った。
冒頭、局長は、防衛省がこのような山形鋼がついた鉄板を基地の外に設置した事例はないことを認めた。沖縄総合事務局は沖縄に前例がないことを認めたが、全国にも前例はないのだ。設置の理由は「国道の路面保護」、「泥落とし」という防衛局長の説明に対して、交渉団からの追及が続いた。
国道の路面保護というのなら、この鉄板を敷いた場所ではなく、より通行量の多い国道中央の車道部分全域に鉄板を設置しなければならなくなる。また、シュワブの基地内には、水を使った「泥落とし洗車場」が3ケ所も設置されており、基地の外の国道に「泥落とし」を設ける意味はない。「国道の路面保護」、「泥落とし」ではなく、県民の抗議行動を排除する目的であることは明らかだ。
防衛局長の返答はもう支離滅裂。何を言われても、同じ回答文書を読み上げるだけだった。再度、抗議に来ると通告して、交渉は40分ほどで終わった。