5月2日(土)、Sさんと「平和丸1号」でカヌー隊のサポートに出たときの報告をしよう。他には「勝丸」と「平和丸2号」。カヌー隊は21隻が出た。
汀間漁港からフロート沿いに大浦湾入口まで行き、長島の間を抜けて辺野古側にまわった。海上ボーリング調査のスパッド台船が長島近くに移動している。報道では5ケ所目のボーリングだという。しかし、全部で21ケ所もあるから6月末の工期は再延長が必要だろう。
辺野古の浜から出たカヌー隊と合流。一緒に大浦湾に戻った。航路入口を完全に閉じる形でフロートやオイルフェンスが張り巡らされている。今日は海保のゴムボートが特に多い。カヌー隊や船団がフロートの外で抗議の声をあげていると、突然、海保のゴムボートが「勝丸」に殺到した。
大勢の保安官たちが船長のNさんに襲いかかる。Nさんは、「何故、昨日は許された場所なのに、今日は規制されるのだ!」と抗議するが、保安官たちは何の説明もなくNさんを押さえ込んだ。カヌー隊も集まり、皆で過剰警備に抗議する。
カヌー隊も、今日はフロートの外でボードなどを掲げて抗議していた。それでも、突然、海保の規制が始まり、半数ほどのカヌーが拘束されてしまった。
「平和丸1号」は、しばらくマイクを使って抗議のアピールを続けていたが、「勝丸」に近づき、抗議した。しかし、やはり保安官たちが無理やり乗り込んできて規制を始めた。Sさんが必死に抗議する。カヌー隊のMさんやKさんも、海保のゴムボートに乗り込んで抗議してくれた。
拘束されたカヌー隊は辺野古へ。「平和丸1号」は、汀間漁港の近くまで曳航された後、やっと解放された。
辺野古近くでは、旧米軍兵舎の解体工事が進んでいる。
今日もスパッド台船の上には作業員の姿が見える。
海上行動を終え、ゲート前の抗議行動に参加する。山城博治さんへの激励のメッセージを書いた黄色いハンカチがいっぱいに吊るされている。