1月29日から3日間、全国44都道府県の自治体議員ら325名が那覇に集まり、全国地方議員交流研修会が開かれた。3日目の31日(金)は、南部戦跡と辺野古現地視察。辺野古には、バス4台で160名の方々が来られた。
私は2号車に同乗。行き来の車中やメインゲート前での全体集会、そして瀬嵩の浜に移動して、現在の工事の現状や問題点等について説明した。
大浦湾には、今朝もサンドコンパクションパイル(SCP)工法の作業船が入り、合計4隻となった。しかし、昨年から始まっているA護岸工も、海上ヤード工も、決して順調には進んでいない。防衛局は、次々と様々な工事に着手しているが、各工事は大幅に遅れている。すぐには4ヵ所での地盤改良工事など出来ないのに、SCP工法の作業船を次々と入れたのは、工事がここまで進んでいるということを見せつけ、県民の諦めを誘うためであろう。
さすがに議員さんたちということもあり、帰りのバスでは多くの質問、感想が出された。3日間の集会、現地視察で得られたことを持ち帰り、辺野古に反対する各地のうねりを作ってほしいものだ。
(工事現場を見渡す瀬嵩の浜で。4基のSCP作業船が見える)
(メインゲート前での集会)