昨日、今日と自衛隊の基地強化に反対する集会が続いている。
昨日(3月20日)はうるま市石川の自衛隊訓練場計画の断念を求める市民集会、今日(21日)は、同市陸自勝連分屯地でのミサイル部隊発足に対する抗議集会に参加した。
石川の市民集会は1200名の人たちが結集し、熱気に溢れた集会だった。若者たちのブレイクダンスに始まり、世代、党派を超えた幅広い人たちが登壇した。今までの集会とは全く違った雰囲気で、訓練場計画の白紙撤回を求める声が、多くの人たちに拡がっていることがよく分かる集会だった。
特に、高校生代表の訴えが素晴らしかった。「この問題が起こってから、改めて憲法などの学習を深めた。この間の安保3文書等の軍事力強化の動きは憲法に反する。石垣島や、うるま市勝連でも同じことが起こっている。この石川で断念させても新たな場所に訓練場が造られれば問題は解決しません--- 」。まだ、高校1年生の彼女の切々とした訴えに、会場から大きな拍手が沸き上がった。
彼女のスピーチは、集会のユーチューブ(琉球新報)の57分53秒~1時間5分28秒を参照。
もう政府には計画の白紙撤回しか選択の余地はない。
そして今日(21日)は、朝から陸上自衛隊勝連分屯地の地対艦ミサイル部隊発足に抗議する現地集会に参加した。分屯地のゲートには、既に、「第7地対艦ミサイル部隊」の看板が出されている。この勝連分屯地は、奄美大島、宮古島、石垣島の地対艦ミサイル基地の「連隊本部」となったのだ。
集会には70名ほどが参加した。「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」は、30日(土)の記念式典に対してもゲート前での抗議集会を予定している。全力で結集しよう。