なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

ガソリン

2008年04月01日 | 
の値下げに、みーんな飛びついた!!ってな話ばかりだなあ。ねーそもそも基本的に高過ぎるんですぜ、昨今の石油事情は。
 
 道路財源か。プレゼンして欲しいです、どういう道路がどういう目的でどのくらい必要なのか。どのくらいの人数が使用して、その結果、どの人が潤うのか。
 地方がどうこう、というが、そんなの都市部の人間にはカンケーないもんって、都市部の人間はみんな思ってるんじゃないか?
 道路をつくると人が散らばる。地方ってただでさえ人口が減ってるのに、人の住まいや仕事先をわざわざバラかしてるようなもんじゃないか?人が少ないなら、道路をつくらずにコンパクトにコンパクトに、っていう考え方の方が筋が通ってるような気がするのだが。

 そいから、ゼネコン・土建屋の皆様は、かなり嫌われ者なんだ、って自覚した方がいいと思いますよ。我々くらいの年代あたりは、ゼネコン&土建屋=「自然破壊屋」って捉えてますから。きちんと意義のある仕事をしているんだ、とはっきりプレゼンしないと、本当に倒産するぞ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHK教育

2008年04月01日 | 
サイバラが出演しててびっくり。鴨志田氏が亡くなって1年か、長いのか、短いのか、彼女がTVで鴨志田氏について語ることができるようになったのか、色々考えつつ見てしまった。というか、「生サイバラ」を見るのが初めてだったし。

 この日のテーマは、「アルコール依存症」。見てて思ったのは、依存症というのは今や、世の中に溢れ返っているありふれた精神病なのに、危険度や症状、対応策が全く知られていない、という事実。西原さんがご存じなかった、と聞いて、えー、なんで???!と思う。

 鴨志田氏はとても依存症になりやすい人だったと思う。なぜ分かるのか?勿論彼の成育歴なんか、あたしゃ知らない。そうじゃない、彼が仕事場としていた場所(つまり戦場)が、過酷過ぎるから。そういう「状況」が依存症をつくりだす。今だって問題になってるでしょ、イラクからの帰還アメリカ兵のPTSD等々。彼らがドラッグやらアルコールやらにはまり込むのは意思薄弱なんかのせいじゃないんですね、その過酷な体験をどうにかしたい、そのための一種(間違った方法なんだけど)自己治療チックな面が、確かにあるんだ。

 この病気は本人がプロの手を借りて死ぬ気でがんばらないと、解決が難しい。本当の治療というのは、そうした過酷な経験と真から向き合うことを要求するから。これはとにかくキツイ(ように、特に最初は思える)。ので、どうしても本人が逃げ腰になっちゃうわけさ。
 そういう人間を家族で抱え込むなんて、ムチャです。こうした問題を見るにつけ、ちょっと家族・家庭にセーフティーネットを求めすぎなんじゃないか、と思ってしまうのよ。家族ったって、構成人物は似たような経験しかない(1世帯が体験する項目は、ほぼ共通してるでしょ)、知識もハンパ、大体人数が少ない、その閉鎖空間内で現代の社会システムが絡んだ複雑な問題なんか、解決できるはずがない。今日日、家族だけで解決できる問題なんか、たかが知れてる。最初からそう思っていれば、色々背負い込まずに済むんじゃないか。

 西原さんの話しぶりをみるにつけ、「毎日かあさん」を初回からずうっと読んでいる私は、その家庭状況の過酷さが、あのマンガから微塵も感じられていなかった、というのがショックだ。物書きってそうなのかなあ?開けっぴろげに描いているようで、何も描いていない、という状況というのは、いくらなんでも異常だ。

 うん、西原さんは、痛々しいほどマジメに見えた。でも、あっしはつくづく、マジメは身を滅ぼす、と思っている人間だし。マジメ、やめません?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする