を決済に導入することにした。
当院は以前からキャッスレス決済は結構積極的に導入している。クレカも今や、日本で扱われているカードのほとんどが使えるし、Suica系交通カード・Waon・nanacoも使える。これは土地的な事情もある。だって病院の裏方面にイオン&ヨークマートがあるわけでして。裏でチャージしていただいて、病院で決済、という方法ですね。このカード決済はとても評判がいい。皆さんやっぱり、暴れ回る犬や猫を引き連れて、長財布出して、お札出してお釣りもらって、というのが大変なんですよ。SuicaやWaon・nanacoなら、端末にちょっとカードを置いてオシマイだし、ポイントも付く。病院の決済は割合大きなお金(といっても、当院では大体数千円レベルですけど)なので、結構ポイントも大きいのでは?
でもねえ、いわゆるQRコード決済については、何たらペイが乱立するもんで、結局どうすりゃいいのか分からない。ので、状況をずうっと見ていた。注目点は、客側の使いやすさと店舗側の使いやすさと、現金との互換性の良さ、というところでしょうか。あーあと、事故率&その保証ですか。
ここで、lineペイが脱落。というか、lineやメルカリで採用している、アプリ内で金を動かす仕組みって、現金との互換性が極めて悪いのだ。現金に換金すると、結構な手数料が毎度かかる。まあ、lineペイはそもそも個人間決済で、店が使える感じじゃないんですけど。この辺の何たらペイは、要するに、該当決済圏内で金が回る経済圏を作る仕組みなんですね。サーバがいきなり吹っ飛んだらどうなっちゃうんですかね?
ペイペイは、しょっぱなから現金バラマキキャンペーンを派手にやっていて、それが却って警戒させる感じになっていた。営業の人が来たこともあったんだけど、イマイチ。というか、すでに色々キャッスレスはある。自分はSuicaを愛用してて、大体Suicaで用が足りちゃうという事もある。その上どうしてQR決済?自分的には必要性がよく分からん、という。あーでも、そういえば、QR決済系で実際に営業の人が来たのは、ペイペイだけですねえ。ちゃんと説明はしてくれなかったけど。
この間、近所のコーヒー屋さんで導入したというので聞いてみた。割といいのではないか、という。あと、最近、特に瀬戸物市みたいな露店やブースでペイペイコードを置く店が増えてきた。お店で一番普及率が高い奴がいいに決まってますよね。じゃあ、そろそろ加入してみようか、ということで、加盟店に。ついでに消費側としてもペイペイアプリを入れてみた。
消費側としては:ペイペイアプリが直に紐づけできる(つまり、お財布になってくれる引き落とし口座の設定)は大手銀行なんだけど、紐づけできない信金等の口座については、クレカを介して紐づけできる。チャージも分かりやすくて、速い。他人に勝手に使いこまれないようにするには、オートチャージを設定しなければいいのではないか。
店舗側としては:管理用のサイトやアプリがかなり使いやすい。あと、今のところではあるが、手数料が全面タダ。これはでかいです。要は現金と互換性がめっちゃいいわけで。あと、意外とこれは大きいかもと思ったのは、きったない現金に触らずに済む!!点。これは、お祭りの時の食べ物系露店さんとか、移動販売のお弁当屋さんとかにはとってもいい点じゃないでしょうか。
QRコード決済は、中国で発展したそうなのだが、その理由も使ってみて分かった。日本で「めんどくさい・使いにくい」と言われる理由とくっついているのだ。
中国の人って、原則金に関することは一切他人を信用してないんじゃないかと思う。小さい店で支払いしてお釣りをごまかされるだの、カード情報を抜き取られるだの、レシートの料金と実際の請求額が違うだの、もう、なんでもありなんじゃないでしょうか。だから、この決済法がハマった。この支払い法の特徴は「いくらです、と店側が言ってレシートを出す支払う側が、レシートを確認して支払金額を自分のスマホの決済画面に打ち込むそれを店側が確認する客が支払いを押して決済」という仕組みだから、店側のごまかしが効かないのだ。日本人はその辺、店側をやたら信用している。だから、「店側が請求する払う」という従来の仕組みに全然不安を感じていない。なのに、客側が金額を打ち込むって、なんだか店を信用してないみたいだしー、こっちが間違ったら悪いしー、という、心理的な壁があるんじゃないかしら。なーるほど、日本人が海外旅行でカモになるわけよのう~~。
というわけで、ペイペイとスイカとなんかのクレカがあれば、まあまあ日本では生活できそう。ああ、電気が通ってるのが前提ですけど。ペイペイは、QRコードなら、電気なしでもスマホが動いてればなんとか決済可能だから、その辺は災害大国日本では若干有利かもしれないですね。
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