について前回計算したのは消費税率3%の時分の話。それから税率はじりじり引き上げられて、今や10%(食料品は7%だけど、これだって3%の2倍以上)。3倍以上、なのに免税事業者の条件であるところの「年間売上1000万円未満」は変わらず、ずるずる来ちゃってるんです。これは、国税庁の怠慢じゃないか?まあね、1000万円って税込売上だから、3%の頃よりは実質売上は少なくなるんだけどさ。
10%となると、100万売上あたり10万円が消費税。全然違いますわね。そのうち払った分を引いて残りを納めるとして、まあ4万円くらいか。1000万円で40万円ですよ。実際、消費税を納める時期って暗くなっちゃう。引き上げられるたびに持ってかれる額がどんどこ大きくなるから。だから、免税業者がブウブウ言うのは分かる。取り分の額が最初の頃とは桁違いになっちゃってるんですもん。ずうっと制度について手直しをしないできた、ツケなんだと思う。
ちなみに、この「売上1000万円」という足切りですけど、自動車販売業の方が文句言ってて。売上≠利益なのは当たり前(しかし、これを知らない人はめっちゃ多い。なぜだ?)なんだけど、自動車だと、中古をちょっと10台も売れば、即1000万超えちゃうじゃないか、と。単価の安い物をこまごま売る場合はそうそう1000万超えることはないんでしょうけど、高額品だとそうはいかない。やっぱり、どこかで不公平が起きるんですよ。
でも、自分が怒ってるのはそこじゃありません。前回も書いたが「スミマセン、税収が足らんのです。申し訳ないけど、とにかく事業収入があったら、そこから消費税を納めてちょ。免税について制度をほったらかしてたのはこちらの責任で申し訳ないんだけど、撤廃させてくださ~~~い」って言えば済む話ではないんですか?という事。なーんで自分たちの怠慢を棚に上げて、「適格請求書を出せ。出ないと云々」って脅すんだよ!!
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