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内容(「BOOK」データベースより)
十二年前、敬愛していた姑が失踪した。その日、何があったのか。老年を迎えつつある女性が、心の奥底にしまい続けてきた瞑い秘密を独白する「林檎曼陀羅」。別荘地で一人暮らす中年女性の家に、ある日迷い込んできた、息子のような歳の青年。彼女の心の中で次第に育ってゆく不穏な衝動を描く「ヤモリ」。いつまでも心に取り憑いて離れない、悪夢のような九編を収録。
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初の作品「林檎曼陀羅」で引き込まれていった。まだそうなるには早いのでは?ボケちゃった?なんて読んでいたら、ちょっとこれは本当の事?あまりに恐ろしいことをしてしまったから、狂った?
「レイピスト」 ちょっとちょっとと疑ってしまうような展開。もしかしていいお話?んなわけないよね?と
、思いつつも前半はないことにしたら・・・
いつも電車待ちのホームで思うことが「レイピスト」で起きた。電車会社の怠慢では?起こるべくして起こる事故。まして階段脇なんかありえない状態でしょ?警笛鳴らされたって・・・
「ヤモリ」 読みはじめからずっとわさわさしていた。早く帰りなさい!最後の2行に向かって、だから言ったじゃない!
「沼毛虫」 うゎ、この一族・・・
「テンガロンハット」 これはじわじわと怖さが迫ります。やっぱり怖いのは生身の人間。
一人暮らしの女の人につけ入って・・・姉の市子が居なかったら、もしたった一人だったら、これって終わった?
何でも一人じゃなくて誰か一緒にがいいのよね。年取ると判断力もぬぶるし、若ければビシッ!バシッ!と出来たことも、いい子になっちゃって・・・クワバラクワバラ!気をつけよっ!
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「TAKO」 なんじゃこりゃ。電車のオヤジは関係なかったの?昔の映画館は痴漢がたくさん居て、上映中でも席を移動するなんてことはあった。どちらが?って、たぶん両方。追うほうと逃げるほう。
で、最後の一行にびっくり!
「普通じゃない」 普通じゃないね。そんなことでは普通しない。結果、自分でやらなくてもよかったのにね。シュルシュル・・・
「クモキリソウ」 あら、届けてくれていたのは・・・
「エトワール」 不倫かと思っていたら、不倫どころではなかった。マザコン?で、どうなったんだろう?
読後感・・・重い!
本読みは、楽しければいいじゃな~い
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「ヤモリ」が離れなーい・・・
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イヤミスズキカモ・・・気がつけば沼田さんの作品・・・5冊目
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