内容紹介
家族がいようがいまいが、家で死にたい! 今、自分のいるひとり暮らしの住まいで、 要介護状態になったらそのまま介護を受け、 末期になったらそのままそこで死んでいく。 そのために必要なことはなんでしょうか。
「在宅ひとり死」を願うおひとりさま代表の上野千鶴子が、 高齢者の在宅死を長年支えてきた小笠原先生に、67の質問をします。
●がんで死ぬのが一番ですか ●ピンピンコロリと逝けますか ●老衰で死ぬのは幸せですか ●認知症になってもいつまで、家で過ごせますか ●延命装置をつけたまま家にいられますか ●看取りは家族の役割ですか ●家族のいないわたしの看取りは誰に託しますか ●お金はいくらあればよいですか ●離れていても在宅医療を受けられますか ●送られる側、送る側の心がまえは
そのほか、在宅ホスピス緩和ケア医療機関を探すための方法など、 「在宅ひとり死」を願う人が具体的に知りたいことが詰まった一冊です。
読書備忘録
そう、がんで死ぬのがいいか、老衰で死ぬのがいいか、ボケて長生きしたら・・・そんなことはしょっちゅう思います。
今はずいぶん痛みは緩和されるようだから、最後の最後だけ?その後は安らかに?
上野先生が小笠原先生に質問されている本なのです。
そして在宅でも大丈夫!と又しても私は思ったのです。
好きな時に起きて、好きなテレビを見て、好きな音楽を聴いて眠くなったら寝て、お腹がすいたらご飯を食べる。普通にしてきたことを普通にするってことがいいんだわ。
みんなお家が好き、ひとりでもお家が好き
お医者さんや看護師さん介護士さんなどに支えられて家で生きて家で死ぬ。そのような事をしているのに何かあった時に救急車を呼ぶ。これダメ!
そこで私のいる地域ではどうだろう?ってことになるわけで・・・ちょっと今から調べておくことにしよう。
そして、ちょこちょこと変わっているようだからアンテナも立てておかなくては。
”医師の「万が一効くかもしれない」ということばは、患者側の期待とは裏腹に「ほとんど効かない。副作用はある」という意味なのです。”
最後の対談がとてもよかった。小笠原先生は僧侶の息子さんだったんですね。
★★★★☆